猫侍 るろうに剣心と猫を融合させた作品? 2月19日から放送開始
映画「猫侍」が2月19日から、順次放送開始されます。
出典 猫侍
猫侍は、漫画「るろうに剣心」と「ねこ」を見事に足して2で割ったような作品だと私は思っています。では実際にどのような内容なのかネタバレしない程度に見ていきましょう。
(各都道府県によって放送予定は違い、今回の放送は第二部作となるものです)
ちなみに二部作のほうは、主人公猫「玉之丞」の生い立ちを中心とした人間模様を描いています。
ガキの使いでおなじみのココリコ田中直樹さんや、カンニング竹山さんなど、芸人さん方の出演がめだちます。
一部作のほうは、主人公とねこの初めての出会いを主に描いています。
猫侍と「るろうに剣心」が似てる気がする
出典 映画 るろうに剣心
猫侍は、主人公の侍と彼の飼い猫の日常を中心に描いた映画です。
彼らを取り巻く様々な模様を、猫との日常にフォーカスしながら物語は進行していきます。
コミカルでありながらも感動的な作品です。
猫が醸し出す独特な癒しやユーモアが映画には見事に反映されています。
剣客物の映画やドラマとしては、間違いなく他とは一線を画すものです。
「武士」を主人公にしたドラマとしては非常にとっつきやすい物語です。
私は「猫侍」は漫画「るろうに剣心」から少なからず影響を受けていると感じました。
主人公は非常に優れた剣客であるにもかかわらず、人を斬ることができません。
ここは、るろうに剣心をご覧になった方はご存じだと思いますが、漫画の主人公のほうも人を斬ることができません。(斬らなくなったというほうが適切かな)
そして登場人物にもなんとなく、漫画で出てきたメンバーたちの面影がある気がします。あくまでも個人的な意見ですが。
いまさら聞けない猫侍あらすじ(ネタバレなし)
では、第二弾を見る前に、全く見たことがなくて内容がわからないという方のために、ざっとストーリーをおさらいしていきたいと思います。(ネタバレはしないですよ)
出典 猫侍 玉之丞 江戸へ行く
時代背景は江戸時代。
主人公は、斑目久太郎(北村一輝)という浪人武士でかつて「まだら鬼」として恐れられていた非常に優れた剣腕の持ち主です。剣の腕は超一流なのですが、久太郎は人を斬ることをしません。
勤めていた奉公先を解雇されて浪人の身になったのですが、これも「人を斬れない」ということから解雇されたのでしょう。
戦いのシーンが何度か出てきますが、そのすべてが「みねうち」などで対処していますから。
そんな久太郎のもとに、あるとき、親分が飼っている猫の玉之丞を斬れという命令が下されます。
猫を斬るべく、久太郎は玉之丞のもとへ向かいます。
そしていざ、尋常に勝負!
しかし、久太郎は玉之丞の愛らしさに惚れてしまいどうしても切ることができませんでした。
その後、ひょんなことから久太郎は玉之丞と一緒に生活することになります。
猫の世話をしたことがない久太郎は、えさやりや玉之丞の身の回りのことに翻弄されながらも、玉之丞との関係を深めていきます。
そしてその二人の関係を中心に、様々な人間模様が展開されていくというストーリーです。
ネタバレを避けるために、あえてここら辺でストップしておきます。
物語は、猫に焦点を当てつつ、主人公の飼い主としての成長を軸にしています。
時代劇ものでは、主人公が剣客として成長していく姿を描くものが多いですが、前述したとおり、その中でもかなり異質な作品といえるでしょう。
おすすめは、登場する猫と主人公のふれあいのシーンでしょう。思わず心温まってしまうシーンも含まれています。
実際に江戸時代に猫はどう飼われていたのかということを知る意味でもよい作品だと思います。
ぜひ一部作のほうをご覧になってください。
2月19日から、順次放送予定です。
各都道府県によって放送日時が異なってくるようですので、気になる方はリンク先の映画ホームページのほうへどうぞ。