あなたがもし猫を拾ったら 対処法ご紹介
猫を拾った当日に彼らにしてあげたいこと
猫を拾って飼うことになった際、人間の側に繊細な配慮が必要になります。
具体的に何をしてあげればよいのかわからないという方が多いでしょう。
猫を拾った際には必ず確認しなくてはいけないことがあります。
短く確認ポイントだけまとめましたので、参考にしてください。
猫を拾ったらまず動物病院へ行きましょう
まだペットを飼った経験のない方であれば、 動物を拾ったとしてその状態を確認し適切な処置をするというのは非常に困難でしょう。
特に素人の人間が動物の処置を行うのは危険を伴う場合があります。
そこで、おすすめするのは翌日には動物病院に連れて行くということです。
信頼できる動物病院の探し方についてはこちらをご覧ください。
動物病院は里親募集をかけてくれるところが多い
動物の病院は、ペットに関する業務全般を行っているところがほとんどです。
大きな病院では里親などの手配をしてくれるところはないと思いますが、小規模か中規模の病院であれば地域の里親会と連携しているはずです。
もしご自身で育てられないということであれば適切な手引きを第三者からしてもらう必要があります。
その際にプロの獣医師先生の話を聞くことは非常に有用です。
動物病院に行く前にやってはいけないこと
猫を拾うという優しい方であれば、当然猫に対して何か食べ物と水分補給をさせてあげようとするでしょう。
この行為にまったく問題はありませんが、猫に対する固定観念から間違った食事を与えてしまい、結果として猫の体調を壊すことにつながってしまいます。
そこで拾った当日の食事周りをどうしたらよいのか見ていきましょう。
ミルクはあげないほうが良い
人間が飲む牛乳には、乳糖と呼ばれる成分が入っています。
体内でこの乳糖成分を分解し栄養に変えるのですが、拾ってきた猫の体調によってはミルクが下痢や嘔吐などを起こすもとになってしまいます。
その結果脱水症状を起こしたり、衰弱してしまったりしては元も子もありません。
猫には水をあげましょう。
もし、ミルクをあげるのであれば市販されている猫用ミルクを与えてください。
これであればあげて問題はありません。
缶詰を飼ってきてそのままあげるのはNG
缶詰や魚を猫に与えることがいけないということをこちらで説明していますので、細かい説明は割愛します。
缶詰をあげるのであれば、上の記事で示した方法に従って与えてください。
そのまま与えてしまうのは危険です。
以上の二つさえ守っていれば問題はないでしょう。拾ってきて初日ですから、食事周りはここまでケアをしていれば十分です。
以上で示した点に十分注意をしてください。
病院の先生への正しい説明の仕方
以下の点を先生に説明する必要があります。
● 捨て猫だったということ
● 病院へ連れて行くまでの猫の体調
●当日猫に与えたエサ
● 猫の便の具合 下痢を起こしていないか
● 猫がけがをしている様子であればそれも伝えてください
上にあげたことを先生に伝えれば、あとは先生のほうで処置をしてくださるでしょう。
ここまでやってあげたら本当にご苦労様でしたというところです。
以上、猫を拾った際に気を付けていただきたい点をまとめました。
まずは拾い猫の体調と食事周りを確認してあげましょう。
そしてそのうえで先生と話し合いながら今後どうするかということにつなげていただければと思います。