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「アジソン症」という難病犬と私の体験 良い動物病院を探すため

動物病院、これはペットを飼っていれば絶対に避けては通れない関門です。

 なぜそこまで重要かというと、正しい動物病院を選ぶということがそのままあなたの大切なペットの寿命に大きくかかわってくるからです。

 

そこで私の体験から、良い動物病院にたどり着くためのポイントを飼い主さん、これからペットを飼おうという方に紹介したいと思います。

絶対に同じ轍は踏まないでほしい。そう思っています。

記事は全体で2部に分かれています。普段と違い非常に長いです。

 飼い主さん方、病気をお持ちのペットを抱えている方、これからペットを飼う方向けになっています。

1部は私の体験、そして2部はより良い病院の探し方をお伝えしたいと思っています。

  以前、私の犬がかなり特殊な病に侵されてしまい、亡くなったことをお話ししました。

アジソン症という原因不明の難病でした。ぜひこちらをご覧になっていただければと思います。

 少し長くなってしまいますが、大切なことなので簡潔さに欠ける部分についてはご了承ください。

 

 有名病院だから安心とは限らない

 

私の飼っていた犬、ある日を境に体調を壊していきました。

おしっこが頻繁になり、食事を食べなくなりました。

すぐに東京にある大きな病院を探し、そこで検査をしてもらいました。

車で一時間ほどもかかってしまいましたが、私は大手であれば間違いないだろうと思ったので、そこに行ったのです。

 

腎臓の数値が非常に高いという検査結果が出されました。

先生に相談して詳しい検査に入っていただきました。

後日かなり繊細な数値まで出していただきました。

問題だったのは、病気がわからないということでした。診断名がつかない。

原因不明。

 しかし犬の体に関しての数字上の結果はひじょうに細かいものでした。まるで企業で出されている会社のレポートのように、数字だけは細かく記載されていたんですね。

 

 原因がわからないのに、数字だけ出されたってどうしようもないでしょ!

 

原因不明、いくら調べてもわからない。

先生のほうは数字はしっかりとだしたんだから、あとは食べ物に気を付けてください。

その一点張りでした。

いや、私が知りたいのはそんなことじゃない!大切なペットの体のどこがどんなふうに悪いのか教えてください!

 わかりません。おそらく問題はないでしょう。何か家でカロリーの高いものあげていませんか?

とにかく食事に気を付けてください。

その日病院から勧められた商品を購入して私たちは家に帰りました。

 

不信感を持ったために、ほかの動物病院へ

大手の動物病院でも何も悪いところがわからない。

どうしよう。言いようのない不安に襲われました。さっそく私たち家族はほかの動物病院を探しに行きました。

 よいところを探そう!できれば口コミがよくて安心感があるところ!そう思い、着々と私はインターネットで検索を進めリストを作って犬専門の病院を探しました。

 とにかく血眼になって探しました。

遠いところから、近いところまで、自転車を使って、電車を使って、電話をして探し回りました。

 

動物病院を見つける

ひじょうに口コミや評判がよく、ネットでも好評価をされている病院を見つけました。

さっそくその週に、犬を病院へ連れて行くことになりました。以前出された検査結果を携えて。

 さっそく検査が始まりました。

 先生は、その前に爪を切りましょうと言い、お願いをして爪と毛を検査がしやすいように整えてくれたようでした。

 いよいよ検査、これで何かわかるはず!期待に胸を膨らませて私たちは待っていました。

 数十分して、処置が終わり、先生が出てきました。

検査結果は後でご報告します。おそらく一週間ほどで出ると思いますとおっしゃっていました。

安心して、その日の検査代金を支払おうとすると、金額がおかしいことに気づきました。え!?と思いました。

 検査代金として、爪切り代金1000円、カット代2000円。

前回の動物病院ではこんな代金とられなかった。でもこれが動物病院の基本的な値段なのかな。

そう思ってもなんとなく釈然としませんでした。

 

いよいよ検査結果を出してもらい、病名を!

一週間後、直接来てくださいということで伺いました。

その時は私一人でした。

検査結果には数字がびっしり、詳細なデータでした。

 病名はなんですか?私が先生に尋ねると、病気は見つかりませんでした。

数字はしっかり出しましたよ。では数字の説明をしましょう。

そういってかなり細かい説明をしてくれました。

 食事の仕方に問題があるんではないですか?私の病院が推奨するフードをぜひ買ってください。

 

 そう先生はおっしゃいました。

 私はなんとなく嫌な予感がして、すぐに断り、またかという失望感からあんなに頑張って探したのにとまた自分を責めました。

  

 

病院をたらいまわしにしてつらい思いをさせてしまった

大切な家族のため。

どんな手を使っても探してやる!病気の原因をしっかり調べてもらおう! 

そう思っていた私でした。その後もいくつかの病院を回りました。

お決まりのように数字を出されて、治療費と検査結果代をとられるだけ。

 最後の病院で私は心ならずも先生に対して激怒してしまいました。

 あなた、動物のお医者さんでしょ!ほしいのはデータではなく、どんな病気があって適切な治療方法を探しているんです。

どう見たって体調悪そうなのに、問題ないわけないでしょ!

 

小さな病院で、ようやく病気が判明

私の家から歩いて10分ほど。

まさに燈台下暗しでした。

今まで大手の病院ばかり探していたので、思い切ってそこの門をたたいてみました。

スタッフの数は約5名程度、小さなこじんまりした病院でした。

小さな病院で、そこは、爪切りに代金をとるようなことはしませんでした。

犬の検査をするために毛を少し駆らなくてはいけなかったのですが、そのカットにも代金をとるようなことはありませんでした。

 

一週間後検査結果を、いただきました。

いつも通りまずは数字の説明。

私はなんとなく、嫌な予感がしました。

しかしその後、先生の口から病名を告げられました。「アジソン症」

 病気のことをまったく知らなかった私でした、病名を聴いてなんとなく安心しました。

しかし、そのあと詳細な説明をされて私は茫然とした記憶があります。

原因不明の難病であると。

 やっと検査結果を手にできた!探し始めてから半年以上経過していた

そこから私たち家族で犬の病気との闘いが始まりました。

その先生はとても親身になって相談に乗ってくれる方でした。

私たちの犬を可愛がってくれ、ほかお家の犬や猫にも非常にあたたかく接していた先生やス、タッフのみなさんの優しい表情をよく記憶しています。

先生と一丸になり、家族ともども犬の治療に当たりました。

病気がわかったのがちょうど犬が3歳の時でした。

本当によく皆さん尽力してくれましたし、本当に良い病院に出会えたということに今でも感謝しています。

後で先生に聞いたお話だと、動物病院を選ぶ際には非常に注意が必要だということでした。

 大手や口コミでも実際に見てみないことには安心してはダメ。

とくに難しい病気の場合は、ほかの病気といっしょくたにされてしまい問題がないとされることもある。

中には爪切りやこまごまとしたサービスで利益をとることばかり考えている病院もあるということでした。

あの動物病院に出会わなかったから、どうなっていたのか 

今考えても、出会いに感謝しています。

 

約四年間の闘病生活 そして

犬が七歳になった、冬、かなり寒い時期でした。

犬は長い闘病生活を経て亡くなりました。

突然体調を壊し、すぐに病院へ連れて行きましたが、手だてがありませんでした。

検査台の上で、長年お世話になっていたスタッフ全員の方たち、院長の先生、私たち家族、皆に囲まれて犬は息を引き取りました。

 

規模の小さい病院だからこそ、勉強熱心な先生がいる(大切なのは規模じゃない)

本当に尽力してくださいました。

そもそも病名を発見してくださったのは先生、犬が亡くなった後になって、院長先生の奥様から伺ったのですが、その先生は難病の研究に対して非常に熱心な方で動物病院で行われる勉強会に毎回参加していらっしゃるようです。

犬が息を引き取って、葬儀が終わり、私たちはその足で先生のところへお礼をしに伺いました。

病院にある検査台を見て突然涙がこみあげてきてしまい、その場でぼろぼろと泣いてしまいました。

 

動物病院を探すのがもう少し早ければ、もっと長く生きられていたのではないか?

あの病院を必死になって探した半年間、あれがなければ、病気をもっとよくしてやることができたのではないか?

 

最初の半年間のことを思い出し、私は後悔と自責の念にさいなまれていました。

病院をたらいまわしにしてしまい、犬を車で移動させていたので、途中で車酔いのために吐かせてしまったり、つらい思いをさせてしまったのではないか?

もっと効率よくできたんではないか?

そんな思いがありました。

 

次回の記事で、良い動物病院の探し方を皆さんに知ってほしいことをお話しします。

 

 まずここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事の内容を踏まえたうえで、次の記事で良い動物病院の具体的な見分け方を考えたいと思います。

可愛すぎて撃沈 ポメラニアンと子猫ちゃん

やばい!やばすぎる!これを見て可愛くないという人はいないはず。

可愛いって言葉じゃ足りない!(。>ω<。)ノ

  

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 たっぷり癒されてください!

なんか思わずにやーっとしてしまう動画です笑

 

 ポメラニアンがめちゃくちゃ猫に好かれていますね。

 

子猫と犬が非常に仲が良い。

見ていてとても微笑ましい動画でした。

本当にまたたび!?またたびフルーツってなんだ?

この記事の中ではマタタビが人間に対して持つ優れた効能をご紹介しました。

その中でまたたびは基本的にそのまま食すことはできず、たいていお茶か塩漬けという形で調理された後で食べるのが最適だとお伝えしましたね。

 しかし驚くことに、生でも食べられる、フルーツまたたびなるものが日本には存在したんです。 

甘くておいしそうなフルーツまたたび

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 画像を見ていただくと、私たちが知っている普通のマタタビとは結構違いを感じますよね?

実際私が知っているまたたびは青くて、どちらかというと見た目は雑草っぽい笑

 でもこれを見ると、なんとなく甘いものが食べたくなってきませんか?どこかで見たことがあるような

勘の良い方はもうお分かりだと思います。

 

これ、キュウイフルーツに似てません?

 

 またたびは実はキュウイの親だった?

私たちがよく知っているキュウイフルーツ。

実は、キュウイはマタタビマタタビ属という種類に分類される、れっきとしたまたたびの親戚だったんです。

キュウイを出すとそれに対して猫が反応してきたってことありませんか?

もしくは、猫がキュウイを食べるとか笑

これはキュウイが、マタタビの匂いと似た刺激を猫の嗅覚に与えるからなんですね。

 

北海道、網走発 フルーツまたたび

フルーツまたたびは、もともと網走で開発されたものです。

普通キュウイと言ったら南国の食べ物というイメージがあると思いますが、北の大地、しかも最北端の場所でこんなものが収穫できるなんて驚きでした笑

 

私はもともと北海道の出身なのですが(今は東京)、こんなフルーツがあるなんて知りませんでした。

まあそれもそのはずです、つい最近開発された商品なんですから笑

 

このフルーツまたたびはどちらかというと地域限定スイーツみたいな扱いを受けていまして、まだ東京のほうには進出し来ていないようです。

よく北海道フェアという感じで大手のデパートや専門ショップで北海道の品物が売られていますが、少なくとも私が先日行ったときにはフルーツまたたびはありませんでした。

 でもそのうち、めちゃくちゃ人気になる商品かもしれない笑

 

ご当地のまたたびスイーツの数々

 またたびソフトクリーム

またたびカステラ

またたびチョコレート

またたびシュークリーム

またたびタルト

またたび酒蒸し饅頭

またたび寿司

またたび豚丼

またたびの瓶詰

 

出典 網走市ホームページ

 

すごい(。>ω<。)ノ  こんなにいっぱいあったんですね。

私としてはどれも食してみたい!どんな味がするんだろう。

 

気になる方は、上のリンクをクリックしていただければ網走市が運営しているホームページにそのままつながりますよ。

ぜひ一度ご覧下さい。

 

北海道出身の私としては、こんな感じで自分の母国が新しいものを開発したというのはうれしい限りです。

私としても、一度網走のほうへ食べに行きたいと思います。

その際にはレポートします。

猫にマタタビ。実は、マタタビは人間にも優れた効能を持っていたというはなし

猫が大好きな、またたび。我が家でも愛用していて、猫を元気にさせるにはうってつけの商品です。このまたたびが実は人間にも有用な効果を持っていました。

 

またたびの名前の由来は、昔旅につかれたある一人の青年がいたところ、きれいな草を発見したのでそれを粉にして食べてみたそうです。

すると、瞬く間に旅の疲れがふっとび、また旅をしたくなったそうです。

それで「またたび」というわけです笑

 またたびは、食用としても利用されていて、縄文時代には実際にこれを普段のおかずの一品として使っていたんですね。

 

                マタタビの実

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 猫への効果、効能

 またたびは猫の中枢神経に強く働きかけます。

マタタビアクトンアクチニジンという成分が猫の嗅覚を強く刺激します。

嗅覚から取り入れられた情報が、そのまま脳に強い刺激作用を伴って猫を興奮させるのです。

簡単に言えば猫の性欲を強く刺激するわけですね。

いわゆる一過性の興奮作用をもっていて、持続性はあまりありません。

平均20分から30分くらいが目安でしょう。

 

具体的な効能としては、猫のストレス解消、老化防止、虫歯予防などが挙げられます。

特に、普段あまりものをかじるという習慣がない猫にとっては、加工された木のまたたびをかじるという行動が脳の老化を防止してくれるということがわかっています。

(人間でもこれは同じで、物を噛むという習慣は脳によい刺激を与えてくれ、脳を健康な状態に保つには欠かせない行動なわけです)

 

またたびは人間にも効果あり

 またたびは人間にも効果があるとされています。

使う際には、お風呂なんかに使うことが多いです。身体の疲労回復神経痛なんかに効用があるとされていますが、この効用はまたたびに含まれるマタタビオール、実の中に含まれる豊富なビタミン成分が人間の体の血行を良くしてくれる作用を持っているからです。

 

食用としても利用されています。

しかし、またたびの味はそのまま食べてしまうと非常に辛くて食べられないため。これを塩漬けにして食すことが多いです。

辛さは、唐辛子系の辛味ではなく、ワサビのような辛さです。

どちらからというと、すぐに辛味が上がってくるのではなく、後でじわじわくる感じですね。

 

お次は、またたび茶です。

 またたび茶は、北日本を中心によく飲まれています。

またたびをよく紅茶や市販のお茶にあるようなティーパックで販売しているものから、粉末状になっており、それをお湯に溶かして飲むタイプのものまで本当にさまざまです。

 地域では、お茶を総称して「食べる温泉」と呼ばれるほど親しまれています。

疲労回復滋養強壮の効果が非常に高いことで知られています。

味はかなり独特で、緑茶やウーロン茶とは全く違った雰囲気の味をしているので、割と漢方薬の味わいに近いと思います。

 

 具体的な効果、まとめ

冷え性の改善

●整腸効果

●美肌効果

●血流改善

●消化器官の活性化

●風邪予防

●肥満防止、免疫力向上

  

以上のものが挙げられます。

これを見ていただいてもわかるように、漢方薬のような効能があることがわかります。

効果の出方としては、猫のような興奮作用はないですし、多量に摂取するようなことをしない限り、かなりの効果が期待できる植物だったのです。

加えて、猫にも人間にも副作用はありませんから手軽な常備薬としての役割をはたしてくれるでしょう。 

動物を飼うってなんだろう?(難病の犬を飼っていた私)

日々私たち飼い主は、動物から非常に言葉では語りつくせないほどの癒しや幸せをもらっています。

また、動物を飼うということは、私たちの人間力を鍛えてくれるものでもあります。

ある実験によると、動物を飼っている人と飼っていない人を調査して、人間関係での共感力を測定したところ、動物を飼った体験のある人は非常に共感力が高く、円滑な関係を構築する能力にたけているというデータが発表されました。

 

こういった良い面がある反面、もちろん辛くて悲しいことが飼い主さんには訪れます。

それは動物の病気、動物の死です。

 

ペットに対して思い入れを深くすればするほど、受ける傷も当然深くなります。

もちろん、ペットを飼いなおして、いわゆるペットロスの痛みを少しでも緩和しようとする飼い主さんもいらっしゃいますが、どちらにせよ動物が死ぬということは、つらくて悲しいことだということに変わりはありませんね。

  

難病の犬を飼っていた私

私は、以前犬を飼っていました。7歳で亡くなってしまったのですが、その子は非常に明るくまた家庭の中でも私たちに言葉で語りつくせない思い出をくれました。

いまだに思い出して泣くこともあります笑

ちょうどクリスマスの季節に、犬は我が家の家族になりました。

 

 

その犬は、4歳くらいから体の調子を壊し始めました。

お世話になっていた動物病院での血液検査の結果が芳しくなく、腎臓や肝臓の数値が非常に高い状態でした。

お医者さんがいくら調べても原因がしばらくわからず、どうしてよいのかわからない日々を送っていました。

しばらくして、病院を変えて、本格的に検査をしていただいたところ、アジソン症という病名で診断をされました。

 

アジソン症

簡単に言えば、これは腎臓と肝臓の機能が日々弱っていき、薬の投与を日常的に行わなくては生命維持ができない、しかもその原因というのはいまだに解明されていない難病です。

人間にも発症する病気なのですが、いまだに明確な治療法は確立されていません。

 

その病気を知ってから約4年間ほど、私たち家族はみなで協力して、我が家の犬をサポートし続けました。

毎週点滴をおこわなくてはならず、薬を飲ませながら看病していました。

散歩は通常通り行えたのですが、点滴の影響もあり、おっしこの回数が非常に多かったことから、2,3時間ごとにおしっこをさせに外に散歩をさせに行ったりました。

治療費もばかにならず毎月非常に多額の出費がかさみ、いつになったら終わるのだろうと思ってしまったこともありました。

 

クリスマスの日に引き取り、クリスマスの日に亡くなった

そんな中、私たち家族の犬は、非常に頑張ってくれました。

毎週辛い点滴も頑張ってくれ、飲みたくもない薬もしっかり飲み、家族の支えの中で精いっぱい生きていました。

 

しかし、犬が7歳になった冬、ちょうどクリスマスの季節でした。

突然体調を壊したためにすぐに動物病院に連れて行きました。

しばらく入院をさせて、その前にいったん検査をしましょうと先生に言われ、その言葉に従い私は、犬を動物病院に残して、病院の近くの小さな喫茶店で終了まで時間をつぶしていました。

 

数十分すると、突然私の携帯が鳴ったのでそれをとると、犬の容体を見た先生がもう無理かもしれないとおっしゃりました。

私はわけがわからず、すぐさま病院の検査室に入ると、そこに横になって生命維持装置を付けKられた犬がいました。

しばらく気が動転しながらも、必死になって言葉をかけ続けました。

 

何分経ったかわかりませんが、必死になって呼びかける私たちの声に対しての反応はありませんでした。

そのまま、犬はなくなってしまいました。

享年7歳、早すぎる死でした。

 

しばらく続いたペットロスの日々

家の中に、今までいたはずの家族がいない。しかももう会えない。

手は尽くしてあげたけれども、もっと何かできたのではないかという自責の念や後悔の気持ちに襲われることもしばしばありました。

家に帰るのが苦痛でたまりませんでした。

特に夜になると家に帰ると、私はまだ当時高校に通っていて、両親も仕事をしていて家におらず、家に帰れば犬の姿はない。

 

誰もいない真っ暗な部屋があまりに悲しすぎるので、友人たちと時間を過ごして少しでも悲しみを紛らわせようとしていました。

家に帰るのは、皆が家に帰ってきてからにしよう。

そう思ったからです。

 

しかし、いくら悲しみをごまかしてもそれが消えることはなく、約半年間にわたってときどき突然泣き出したくなるなど、犬のことを思っては涙が止まらなくなるような状態が続いていました。

 

しばらく悲しみに悲しみぬいて、できるだけ犬の死から逃げないようにしてはいましたが、立ち直るまで約半年ほどかかりました。

割り切りの良い方は、すぐに次の犬を飼うことができるのでしょうが、私には無理でした。

 

悲しむばかりではなく、そこから教訓を得る

約半年もそんな状態が続いていたあるとき、私はふとこう思いました。

「動物の命を飼い主がどうこうしようとすることがおこがましいことなのかもしれない。

飼い主がしてやれるのは、その子の状態に基づいて、最善を尽くすことだけ。」

其々の動物には、定められた運命があり、その子の運命に従って動物は生きているとういことですね。

 

あんなに頑張ったのに、どうしてだ!っていう怒りとも、後悔とも似た感情があったのですが、ペットの死に対しての私なりの解釈が変わったとき、不思議と楽な気持ちになりました。

そして、いつまでもただ悲しんでいるのではなく、犬の死というつらい体験から何か教訓にできることを学ぼうという姿勢を持つように心がけました。

 

そこから私が得た教訓は、「生き物は必ず死ぬ。だからこそ、今自分の周りにいる人や動物をもっと大切にしよう」ということでした。

当然のようなことではありますが、生き物の命は限りあるものです。動物も人間も同じ。

だからこそ、大切な人や動物と過ごすほんの短い時間でも、それに感謝をして過ごすことの大切さを私は犬を亡くしたことで学びました。

 

 

「飼い主は、動物の生老病死すべてをひきうけるべき」

ペットの死は悲しいものです。

好きであれば好きであるほど、それは非常につらい体験になるに違いないです。

それでも、やはり私たち飼い主は、絶対に覚悟をしておかなくてはいけないことなんですね。

その子の周りに起きること、楽しみ、喜び、さらには苦しみ、病気、最後に来る死、そのすべてを引き受ける覚悟です。

非常に喜ばしいこと、幸せなことがある反面、その子の身に起こる不幸はしっかりと飼い主さんが受け止めてやらなくてはいけないということです。

 

仮に予想もしない不幸に見舞われても、望ましくない状態が続いても、飼い主さんは絶対にあきらめてはいけないし、最善の努力をしてあげるべきだと私は思います。

ペットが、日常の中で多くの幸せをもたらしてくれる大切な家族の一員だからこそ、苦しいときには寄り添ってあげてほしいと思います。

ペットの持つ明るい側面ばかりでなく、その裏側にあるもの、いずれ訪れるものもしっかりと受け止めてやることが私たち飼い主がしてやれる最も尊いことだと私は考えています。

 

悲しいときは、とことん悲しんだほうが良い

ペットの死、これにどう向き合うのか、最後に私なりの考えをまとめたいと思います。

とことん悲しんで泣いてください。そしてそのあとは必ずあなたなりの教訓を発見してください。

 

その喪失感から逃げようとしたり、目を伏せれば伏せるほど、悲しみは増幅していきます。

泣いて、苦しんで、後悔して、自分を責めて、そんなことを経ながらだんだんと回復していくものです。

 

そしてある時期が来たら、そんな苦しさから何かを学ぼうという気持ちが起きてくるはずです。

動物が亡くなったことで教えられることがたくさんあるはずです。

そしてそれを人生の中で次のステップに生かしていくことが必ずできるはずです。

 

最後に

その子とともに生きていき、その子のすべてを引き受けてあげるということが、「ペットを飼う」ということです。

 

ペットを飼うということは、簡単なことではありませんし、つらいこともたくさんあるでしょう。

人間の側にもさまざまな感情があり、ペットの人生に沿って様々な感情が生まれるからです。

決して楽しいことばかりではありません。

 

しかし、だからこそ、そこから私たち人間が教えられることがたくさんあり、私たちが動物に対して味わう感情が奥深いものであるからこそ、私たちは、また動物の素晴らしさを実感するんだと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

今、ペットの介護をしている方や、ペットロスで苦しい方たちの参考に少しでもなれば幸いです。

猫や犬用のおやつのクオリティが高すぎるというはなし

バレンタインデーが近いということもあり、今週は動物のお菓子に焦点を当てて情報をお伝えしています。

今日は、猫と犬専用のあまりにクオリティが高すぎるお菓子を見てみましょう

 

HAPPY ガトーデショコラ

    無題

    出典 ROPIRE ORIN  動物のおやつ専門店

 

もはや、犬、猫のケーキではない汗 

人間が食べてもおいしそうじゃないですか!?

材料は、じゃがいも、ささみ、ラズベリーや小麦粉を使用して作っているらしいです。

いったいどうやってこんなの作るんだ!?って感じて気になる方は、上の出典をクリックしてください。

お店のホームページに、材料が乗っています。(正直材料なんてわかっても作れない笑)

毎日食べさせるのは、体によくないでしょうが、本当に特別な日に、猫や犬にプレゼントしてあげてもよいかもしれませんね。

 

お豆腐ケーキ

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    出典 ROPIRE ORIN 動物のおやつ専門店

 

こちら、同じくROPIRE ORINさんから出されている商品です。添加物が全く使われてなくて、卵、乳、小麦、糖分、油分を一切使用せずに作っているらしいです。

もはや芸術です笑

はなとしっぽ レアチーズケーキ 

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     出典 GINZA MUKU

 

こちらのSTOREはケーキ以外にも猫や犬の生活雑貨もあつかっているようです。

普通のケーキ屋さんでウィンドウにこれが並んでいたら、絶対買いますよね?笑

もはや人間のケーキと動物のケーキの見分けがつかないレベルに達しています!すごく繊細な作りです。

KITTY CAT 四号

  

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 出典 Patissiere Seri

 

こちらは、Patissiere SERI の犬、猫ケーキですね。

ベースカラーを、皆さんが飼っている猫ちゃんやわんちゃんの色に変えてもらうことが可能ということです!

中には、ニボシパウダーを使用して動物にも食べやすくしてあるそうです。

すごくシンプルな作品だと思いますが、そのシンプルさがまた可愛いです!

 

感想

 いかがでしたか?いや、もうクオリティがやばすぎる笑

動物のお菓子って、わたしが小さいころは本当にベーシックなものしかありませんでした。

ささみジャーキーとか、そういうのでも犬や猫には贅沢だって考えられていましたから。

 

それが今はここまで手厚い商品を動物向けで作っているなんて!

猫と犬の影響の大きさを思い知ります(^-^)/

 

 皆さんもぜひ一度お試しになってはいかがでしょうか?ちなみに、私は以前友人の家で、ワンちゃんにプレゼントしました。

贈り物としても非常によいかもしれませんね。

動物をモチーフにしたお菓子が可愛すぎて食べられない

 

以前、この記事で、バレンタインに最適な動物をモチーフにしたお菓子を紹介しました。

今回は、筆者がまだ食べたことはないが、絶対に食べてみたい、猫や動物のお菓子を紹介します。

では早速見てみましょう。

 

 あわ家惣兵衛 肉球まんじゅう

    肉九万十

    出典 惣兵衛オンラインショップ

 これはあかん。本当にリアルに猫の肉球を再現しています。色といい形といい申し分のない肉球だと思います。

おまんじゅうなので、当然中にはあんこがはいっていますが、甘さは控えめにしてあるらしいです。

肉球をモチーフにした店主さん、これほどまでにリアルに再現できるからには当然猫が好きなんでしょうね。

オンラインショップでも販売しており、お店は東京の練馬区にあるようです。

 

小野玉川堂 肉球羽二重もち

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        出典 小野玉川堂

 猫の支援活動をしている「ノラの箱舟」という市民団体があるのですが、その団体を支援したいと思い、この店舗の店主さんが考えた商品だそうです。

毎月11日、22日(ワンワンの日、ニャンニャンの日)の限定発売だそうです。

上の肉球の光沢具体が半端ないです。 画像で見ているだけでも柔らかさが伝わってきます。

 

 京都、喜久春 わんこまんじゅう

 

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       出典 京都 喜久春

 こちらは猫ではなく、犬をモチーフにした饅頭ですね。京都にお店があるようで、オンラインでも販売しています。

猫好きな方にもおすすめです。

表情がいかします。開けただけで楽しい気分になりそうです。 

おじいちゃん、おばあちゃんなんかにおくっても喜ばれそうですよね。

 

フェリシモ猫部 にゃしゅまろ 12個入り

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 出典 フェリシモ 猫部

 

このネーミングが大好きです。

こちらは、猫チョコでおなじみのフェリシモさんが出している、猫をモチーフにしたマシュマロですね。

いろいろな猫の顔があり、本当に表情豊かです。

ちなみに皆さんはどの猫が好きですか?私はいちばん左上笑

この商品、期間限定で発売されたんですが、いまでも販売はしています。

非常に手に入りづらいという部分がありますが、定期的にサイトの更新が行われているので、情報更新に敏感になっていればオンラインで購入できます!

 

 いかがでしたか?笑 本当にすごい数の猫や動物をイメージしたお菓子があるわけですね。

筆者もいろいろとみてはいるんですが、ソーシャルネットワーク並みのスピードでぞくぞくとお菓子の更新がなされているようです笑

 

ぜひ、大切な方へのプレゼントにおつかいください。

きっと喜んでくれるはずです。